手束雅が育った徳島県は、国内屈指のゴルフ後進県なんだ。
でも、そんな徳島県は、鈴木愛プロや堀琴音プロ。男子プロではジャンボ尾崎プロの出身地でもある。
なんで?どうして?どうなってるの?といった疑問。
手束雅選手の生き方、実家での暮らし方など。
この記事では、そういった様々な疑問を紐解きます。
⛳手束雅の実家がある徳島県はゴルフ後進県だった!?
みんな知ってるか?手束雅選手は徳島出身なんだ。だがな、徳島ってゴルフ場が四国で2番目に少なくて、高校にゴルフ部ができたのも2012年なんだよ!

えっ!?そんな環境でもプロになってる人がいるんですね…!

徳島県出身でプロになった女子ゴルファーは、鈴木愛選手、堀琴音選手、堀奈津佳選手、前田陽子選手などがいます。でも彼女たちは皆、高校から県外に出て活躍の場を広げました。
ゴルフ場も少なく、ジュニアスクールも限られる中で、彼女はどうやって立ち上がったのか…心に来る話なんだよね。
それなのになぜ徳島から多くの女子プロが?月の宮ジュニアの存在
徳島にはな、“月の宮コース(徳島CC)”って場所があって、そこのジュニアスクールがすごかったんだよ!理事長の鈴木さんが20年以上も小学生対象に育成してきたって話だ!」

堀姉妹も、愛ちゃんも、きっとそこでクラブを握ったはずです。ゴルフ場が少ない徳島の中でも、月の宮が“才能の温床”だったわけですね。

びーちゃんも…もしかしてそこに通ってたのかな?

公式な記録はありませんが、びーちゃんも同じく徳島出身で、小中学生の頃からゴルフに打ち込んでいたと考えると、月の宮スクールで腕を磨いていた可能性は高いでしょうね。」
徳島出身ゴルフ選手の宿命
徳島出身のゴルフ選手は皆、“月の宮コース(徳島CC)”で実力を磨いても、県内にはゴルフを続ける環境がない。
高校進学後もゴルフを続けるには、実家を離れて県外に越境する必要があるんだよ。
選手名 | 生年 | 主な実績 | 備考 |
鈴木愛(すずき あい) | 1994年 | JLPGA賞金女王(2017, 2019)/ツアー通算18勝 | 徳島県三好市出身。倉吉北高等学校(鳥取県)→プロ。“努力の鬼”で知られる |
堀琴音(ほり ことね) | 1996年 | ツアー2勝/2021年GMO優勝 | 徳島県徳島市出身。滝川第二高等学校(兵庫県)→プロ。姉の堀奈津佳も元プロ |
手束雅(てづか みやび) | 1999年 | 2024年JLPGAテスト合格(97期) | 徳島県小松市出身。高松中央高等学校(香川県)、岡山北GCで勤務→石井忍門下でプロ入り |

えっ!全員が越境・・・過酷すぎる。。。😭

みんな高校進学前に覚悟を決めているのですね。だから、徳島出身の選手は強いのでしょうね。」
手束雅の高校進学、流転の人生とプロテストへの覚悟
手束雅選手はお隣の香川県の高校に進学してんだ。高校卒業後は岡山でフロント業務をしながら、プロテストを受けてたんだぜ!

「えっ!?ゴルフ一本じゃなくて、仕事もしながら!?😭」
岡山北ゴルフ倶楽部で働きながら…それでも夢を諦めなかった。
「徳島→香川→岡山と渡り歩いて来たけど、実家の匂いがする瀬戸内からは離れられなかった。
でも、結果が出なくて・・・悩んでたんだろうな。
そして、2024年に関東へ。名コーチ石井忍さんの元で、覚悟を決めて最後の勝負に出たんだ。」
手束雅は関東に移住、そして、プロテスト合格
なかなかプロテストに合格できない。だから、石井忍コーチに師事して最後の勝負に出た。
それで、手束雅選手は関東へ移ったってことだね。

「びーちゃん。がんばれ!」

関東に移った効果は、練習環境だけではないのです。試合へのアクセスが楽になったことも大きく。岡山から関東は試合への移動が大変でしたが、関東拠点に変えたことでツアー参戦がしやすくなり、本格的にプロ入りへの準備が整ったわけです。
岡山に居た頃。行きと帰りの移動でつかれて、試合に集中できていなかった。
周りから、「顔色が良くなった」と言われることも。
そして、念願のプロテスト合格。
関東への移住は大正解だった。
⛳そして、手束雅の実家がある徳島の今
手束雅選手をはじめ、先輩たち。
実家を離れて暮らさなきゃいけないって大変。実家の両親も大変だったよね。

そういえば、徳島市にある生光学園高校に2018年にゴルフ部が創部されたって聞きました!

“月の宮コース(徳島CC)”の地道な活動と、鈴木愛選手や堀琴音選手といった先輩たちの活躍のおかげさ。
徳島出身のプロは通算20勝の鈴木愛を筆頭に8人が優勝しているんだ。
“月の宮コース(徳島CC)”で育った先輩たちの活躍が、
これからの若者が県外で苦労しなくてもよい環境を整えたのです。
97期同期の都玲華選手と手束雅の世代比較——環境の劇的変化
手束雅選手と同じ97期生で徳島出身の都玲華選手もいるんだが、彼女は2004年2月18日生まれで、生光学園高校の1期生として全国大会を経験したんだぜ!

えっ!じゃあ手束雅選手が“県外越境”を強いられたのに対し、都玲華選手は最初から『地元で学べる』環境だったんですね!

その通りです。手束雅選手は高校入学時に徳島にゴルフ部がなく、香川へ越境しましたが、都玲華選手は創部後の生光学園に入部できた。4年の違いが、彼女たちのスタートラインを大きく変えたのです。
名前 | 生年月日 | プロ合格日 | 出身地 |
手束 雅 | 2000年11月15日 | 2024年11月1日(97期) | 徳島県小松市 |
都 玲華 | 2004年2月18日 | 2024年11月1日(97期) | 徳島県徳島市 |
興味ある人は▶︎[都玲華 実家]記事もチェックしてほしい!背景や家族の話も詳しく掘ってるよ。
やっぱり実家のある徳島が好き!9年ぶりの地元開催に運命を感じる。
手束雅が実家を離れてプロとして歩み始めた2025年。
「リゾートトラスト レディス」がグランディ鳴門ゴルフクラブ36(徳島県)で開催されした。
手束雅の地元・徳島での開催は、なんと9年ぶり。
前週に開催された「ブリヂストンレディス」では、ツアー4試合目で初めて予選を通過し31位に入ったばかり。
「リゾートトラスト レディス」は実家の両親も応援に訪れる。
「ブリヂストンレディスの結果で、自信がもてた!」
「いい状態で臨めるのがうれしい、地元だということはあまり意識せず、しっかり予選は通りたい」と意気込んだ結果が、これ。
名前 | 順位 | スコア |
堀 琴音 | T11 | -3 |
手束 雅 | T66 | 10 |
都 玲華 | 予選落ち | 8 |

やったね。みごとに予選通過!実家のある徳島に帰るたび、きっと心が落ち着くんでしょうね…

現在は関東拠点で活躍中ですが、『実家がある徳島』というキーワードは、彼女の物語を語る上で欠かせません。徳島、香川、岡山を流浪した経験を経た今、地元に根を張るという感覚は、今後も彼女を支え続けるでしょう。」
これからJLPGAツアーでの活躍が本格化するけど、どこへ行っても“実家”の想いを胸に、まだ見ぬタイトルを獲ってくれるさ!
▶︎ 手束雅はイップスを克服した!?手束雅のイップスの治し方
▶︎ [女子プロゴルファー応援シリーズ一覧]
まひろ、団長より🧢🔥

手束雅選手の『実家』と『挑戦の旅』を読んでくれてありがとう!これからもみんなで応援していこうぜ!
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