ゴルフを始めたばかりの人、ゴルフ歴は長いけれど、なかなか上手くならないと悩んでいる人、そんな人たちにおすすめしたいのが古家翔香選手です。
この記事では、古家翔香選手がプロになる過程で得た「ゴルフを楽しむ方法」と、みんなが彼女を「推し」たくなる彼女の魅力をお伝えします。
古家翔香・プロテストとレッスンプロへの道|父親の言葉と感謝
整形外科医の父親の家に生まれた古家翔香選手は、5歳からゴルフを始め、強豪・代々木高等学校のゴルフ部で活躍しました。
そんな彼女ですが、プロテストに合格するまでに、7回もプロテストを受験しています。
その間には、ゴルフから逃げ出した過去と、ティーチングプロの資格を取得、ゴルフに対する考え方の変化など、彼女にとって大きな変化がありました。
生年月日:1999年12月1日
出身地:東京都渋谷区
出身校:代々木高等学校(アスリートゴルフコース)
身長:154cm
ゴルフ歴:5歳から
プロテスト合格:2024年11月1日(7度目の挑戦)
所属:はまだ産婦人科
得意クラブ:8番アイアン
ドライバー平均飛距離:230ヤード
趣味:F1観戦
古家翔香・プロテストへの道|ゴルフから逃げ出した過去
代々木高等学校の「アスリートゴルフコース」に在籍していた古家翔香選手は、「東京都ジュニアゴルフ選手権」や、「TrueVisions International Golf Championship」で優勝するなど優秀な成績を残しています。
しかし、高校を卒業して周りの選手たちが次々とプロテストに合格していく中で、実力不足を感じた彼女は、徐々に自信を失い、プロテストへ挑戦する意欲を失いかけていました。
その時を振り返って「辛かった!」と語る彼女。当時は、プロテストに合格して、プロになることが当たり前だと考えていたので、どんどん自分を追い込んでいたのです。
そして、徐々にゴルフに対する情熱が薄れていった彼女は、ゴルフと向き合うことを辛く感じるようになり、クラブを握らなくなった時期もありました。
古家翔香・プロテストへの道|父親の言葉でレッスンプロを目指す
自信と情熱をなくした古家翔香選手は、父親に「ゴルフ辞める」と伝えました。
それまで彼女のゴルフを支えてくれてきた父親は、「ティーチングプロ」の資格を取得することを進めてくれました。
「ここまで続けてきたゴルフを辞めるのはもったいない」、「ティーチングプロの資格があれば、レッスンプロとしてこれからの人生を生きていく道が開ける」と彼女に話をしてくれました。
父親がすすめてくれたレッスンプロへの道を「何者でもない自分が何者かになれるのでは?」、「すごくいいな!」と感じた彼女は、3年かけてレッスンプロになる資格を取得することに決めました。
娘に「自分の人生を生きる方法」と「何者かになる方法」を教え、見守ってくれたお父さん。

人生のよい先輩ですね。
古家翔香・プロテストへの道|レッスンプロ合格と父親への感謝
レッスンプロになるためには、3年かけてティーチングプロの資格を取得する必要があります。そして、ティーチングプロの資格取得には、ティーチングの学習と、実技試験への合格も必要になります。
ティーチングを学んだ3年間で、古家翔香選手はいろいろな背景をもった同僚たちと出会います。
彼女がティーチングを学び始める前は、人生には「プロゴルファーになること以外に道はない」と思っていました。
しかし、同僚たちに出会えたおかげで、「プロゴルファーになる以外」のゴルフへの関わり方と、「ゴルフを通じて輝く方法」が、たくさんあることに気がつきました。
また、体の管理方法をはじめ、栄養学や心理学などを学んだことで、人間としての視野を広げることができました。
「何者かになれた」彼女は、レッスンプロになるための道をふりかえって、「すごく良かったな!」と語っています。そして、レッスンプロへの道を勧めてくれた父親に感謝しています。
古家翔香のプレースタイル|レッスンして欲しい小技
古家翔香選手のドライバーの飛距離は230ヤードと短めですが、精度の高いアイアンショットでグリーンを狙ってきます。グリーンを外してもアプローチで寄せてきます。
パーオン率とリカバリー率も高い彼女のプレースタイルは、「ショートゲーム巧者タイプ」です。
さらに、飛距離に頼らずにショートゲームの正確性で戦う選手には、コースマネジメント力が必要になりますが、ティーチングプロとしての経験がカバーしているようです。
これらの特徴から、古家翔香選手は正確なショットと戦略的なプレーでスコアメイクを図るゴルファーと言えるでしょう。
ドライバーはよく曲がるので好きではない。逆に、アイアンショットはあまり曲がらないので好き。特に8番アイアンは大好きで、最も得意で、最も練習するクラブです。
バターが好きで、練習も好きなんだけれども「バターが好き」とは言わない彼女。
理由は、「パッティングか強み」と言うと、「じゃぁ、入るんでしょ」と思われることが嫌なんだって。「好きと得意は違います!」だそうです。
レッスンプロ古家翔香を「推す」理由1|「笑ってたら、だいたい楽しく終わってる」
レッスンプロの資格を得た、古家翔香選手は2024年のプロテストにも合格しました。
プロテスト受験をキリマンジャロ登山に例えて「酸素が足りない!」と表現し、その苦行に何年も耐え続けてきたので、「本当に辛かった、もう二度とやりたくない!」と語っています。
そんな彼女が目指す女子プロ選手の姿は、自分のプレイを観て、誰かが「何かを頑張るきっかけ」や、誰かが「笑顔になるきっかけ」を与えられる存在になりたいと語っています。
そのためには、自分自身がゴルフを楽しんでいるプロであり続ける必要があり、「自分がゴルフを楽しむ」ことが、誰かの「きっかけ」になればよいなと思うと語っています。
その理由は、彼女が辛かった時期に、いろんな方が、「きっかけ」を与えてくれたおかげで、自分が「何者か」になることができたからです。
そして今度は、彼女がいろんな方に「きっかけ」に与えることで、恩返しをしていけるような人間になりたいと思っているからです。
「しんどくて下を向く時も、イライラする時もあるんですけど『笑ってたら、大体楽しく終わってる』ので、そっちの方がきっと自分的にも周りの人的にもいいんだろうなとは思います。」

わたしはそんな彼女を「推し」ます。
レッスンプロ古家翔香を「推す」理由2|彼女が「推す」女子プロ・佐藤靖子選手とは?
古家翔香選手がプロテスト合格時のコメントで、目標とするプロゴルファーとして「推し」た酒井千絵プロについて、すこしお伝えさせてください。
酒井千絵プロは、2007年プロテストに合格した後、2023年に45歳以上の女子プロゴルファーを対象にした、レジェンズツアーで、プロ初優勝を果たした選手です。
その後の、2024年、2025年にも優勝して、3年連続でレジェンズツアーを優勝しています。
酒井プロは、「成績がどうだとかということではなく、純粋な気持ちでゴルフを楽しんでいます」、「目指すのは、今日より明日、少しでも上手になれたら-」とゴルフを楽しんでいる選手です。
酒井プロも古家翔香選手に「きっかけ」を与えてくれた一人であり、古家選手が目指す女子プロ選手の具体像が、酒井プロの姿なのでしょうか。
レッスンプロ古家翔香を「推す」理由3|「会いに行ける女子プロ」
ツアープロの顔以外に、ティーチングプロA級資格を持つレッスンプロの顔を持つ古家翔香選手は、PGMのwithGolfというサービスで、「会いに行ける女子プロ」の顔まで持っています。
「JLPGAツアーで優勝して、いろんな方に応援されるプロになりたい」と語る彼女は、ツアーに出場する以外に、ティーチングプロとしての活動もあり、2025年はますます忙しくなると思われるので、withGolfで彼女に会える機会は減るだろうと思います。
しかし、withGolfで彼女に会える機会があれば、彼女のレッスンを受けにいくつもりです。
じつは、わたしの飛距離は年齢と共に下降気味です。「こんなはずはない!」と抵抗していた時期もありましたが、最近はショートゲームでがんばろうという心境に達しました(泣)。
でも、「ショートゲームが上手くなりたい!」と思っているアマチュアはたくさんいるはずです。
彼女なように、LPGAツアーの試合に参加している現役女子プロが、レッスンプロとしてラウンドレッスンしてくれるなんて夢のようだと思いませんか?
古家翔香選手のラウンドレッスンは、最高の「推し」ポイントです。
プロゴルファーとレッスンプロの二刀流・古家翔香を応援する方法
家翔香選手には、プロゴルファーの彼女を応援する方法と、レッスンプロの彼女を応援する方法があります。
プロゴルファー・古家翔香を応援する方法
2023年にティ-チングプロの資格を得た古家翔香選手は、2024年からJLPGAツアーに出場していて、「ソニー日本女子プロ選手権」では9位タイという好成績を収めています。
さらに、2024年のプロテストに合格した彼女は、 2025年からは女子プロ選手として、ステップアップツアーを中心に試合に出場する予定です。
彼女は、いろんなファンに応援してもらえて、JLPGAツアーで優勝できるプロになりたいと語っているので、試合会場に足を運んで応援してあげましょう。
また、
レッスンプロ・古家翔香を応援する方法
withGolfで古家翔香選手がラウンドレッスンを担当しているコースは、茨城県の千代田カントリークラブです。関東近辺に住んでいる方で、彼女に興味を持った方は、彼女とのラウンドレッスンを予約しましょう。
クール美人の古家翔香選手は、あまり話しをしなそうな印象ですが、じつは、話し好きでよく笑うそうです。
彼女のラウンドレッスンを受けて、あなたのゴルフの「きっかけ」が得られたらいいですね!
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