ステップアップツアー「ツインフィールズレディース」で、ルーキー前田れいな選手が初優勝を飾りました。
しかも、試合最終日にはコースに熊が出没し、ラウンドが中止に。まさに前代未聞の結末の中、彼女は前日までの首位を守ってタイトルを獲得しました。
ここまでの成績は苦戦続き。それでも諦めずに挑み続けた姿、飛距離を武器にコースに挑む姿勢、
そして何よりドラマチックな勝ち方こそ、前田れいなの魅力です。
「記録より記憶に残る選手」として、いま確かに彼女は一歩を踏み出しました。
クマが出た。試合が止まった。でも——前田れいなは止まらなかった。
こんにちは、元応援団のまひろです。
わたしの「推し」選手が、また一人優勝してくれました!
2024年5月、「ツインフィールズレディース」の最終日。
突然、コースにクマが出没。大会は中止という異例の事態となりました。
それでも、前日までトップに立っていた前田れいな選手がそのまま“優勝”という形で初タイトルを手に入れた。
ここまで苦しい試合が続いていたルーキーが、“熊で中止”という劇的な展開で掴んだ勝利。
これがまさに、記録より記憶に残る一勝だった。
ステップアップツアーでの苦闘|それでも折れなかった心
ルーキーイヤーの2025年、ステップアップツアーを主戦場に戦ってきた前田れいな選手。
その歩みは決して順風満帆ではなかった。
◆これまでの成績
トーナメント名 | 順位 |
---|---|
ヤンマーハナサカレディース | T44位 |
フンドーキンレディース | 予選落ち |
大王海運レディスオープン | 予選落ち |
CTBCレディスオープン | 50位 |
ツインフィールズレディース | 🏆 優勝 |
だが、それは彼女が地道に磨いてきた“ひとつの武器”があったからこそ──。
飛ばし屋ルーキーの真骨頂と、ピンチを救ったパター
前田選手の武器は何と言ってもドライバーの飛距離。
プロテスト合格当時から「飛ばしの才能」で注目されていた存在だ。
だが今回のツインフィールズレディースでは、狭いフェアウェイに苦しんだ。
「ショットは右に左に…ほんとに散ってました。でも、パターの調子が良かったんです。」
飛距離が武器でも、フェアウェイを外せばスコアはまとまらない。
だからこそ、グリーン上での冷静さと集中力が勝利を呼び込んだ。
「記録より記憶に残る選手」だった。それが証明された日。
以前、彼女を紹介した記事でこう書いた。
“記録より記憶に残る選手になりそうだ。”
この言葉が、まさか「熊で中止→初優勝」という流れで現実になるとは、誰が予想できただろう。
でも、そんなドラマを引き寄せてしまうのが前田れいなという選手の魅力だ。
応援は、強さじゃなく「物語」に惹かれるものだ
“強さ”に憧れることもあれば、“挫折や逆境”に心を打たれることもある。
前田れいなはその両方を見せてくれる選手だ。
勝てなかった日々も、飛距離が裏目に出たホールも、
すべてを抱えて、ようやく掴んだ一勝。
この優勝は、ステップアップツアーの中でもひときわ“記憶に残る”だろう。
編集後記|これからも“推し”として前田れいなを応援したい
まさかの熊出没によって止まった最終日。
それでも、ドラマのような展開のなかで初優勝を飾った前田れいな。
ルーキーイヤー、まだまだこれからの選手です。
だからこそ、一勝ごとに物語がある。
わたしはこれからも「応援という名の物語の伴走者」でいたいと思います。
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