2025年に優勝が期待されるルーキープロ徳永歩選手は、通信制高校で実績を積み上げて、見事プロの世界へ。プロ1年目からLPGAツアーに挑戦する彼女の歩みには、”これから”の可能性がたくさん詰まっています。この記事では、そんな徳永選手の魅力と、応援したくなる理由をたっぷりお届けします。
将来の選択・徳永歩｜通信制高校ゴルフ部を選択した理由
徳永歩（とくなが あゆみ）選手は大阪府出身のプロゴルファーです。
2018年と2019年に「大阪府ジュニアゴルフ大会」を2年連続で優勝。
2019年には、「関西中学校ゴルフ選手権」と「関西ジュニアゴルフ選手権」で、
2位になるなどの活躍をしていました。
高校は、2020年4月に通信制高校に新設された、
ECC学園高等学校「スーパーアスリート養成コース ゴルフ部」を選択します。
通信制高校には、プロを目指す選手にとってメリットがたくさんありました。
・遠征費の補助がある
・（ECCだけに）ネイティブの英語を学べる
・（ゴルフ部は）合宿等でゴルフの技術指導が受けられる
・（ゴルフ部は）学校の提携施設でラウンドやレッスンができる
特に、ゴルフ部での活動は、彼女に大きな影響を与えたようです。
中学生までは一人でゴルフをしていて、ゴルフを楽しく感じることが少なかった彼女。
それが、苦労と楽しみを仲間たちと共有することで、楽しいものに変わりました。
さらに、彼女はゴルフ部の副キャプテンとしてチームをまとめながら、
自身も常に上位争いをして、数々の大会で実績を残すことに貢献しました。
2024年 日本女子アマチュアゴルフ選手権 ４位タイ
2024年 全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権 優勝
2023年 関西ジュニアゴルフ選手権 優勝
2021年 全国高等学校ゴルフ選手権 春季大会 優勝
出典：ゴルフ総合サイト ALBA Net
運命の出会い・徳永歩｜高校と所属スポンサーのゴルフ部監督とは？
徳永歩選手の高校の同級生には、一緒にプロテストに合格した中村心選手がいます。
さらに、1学年上の先輩には、與語優奈選手もいます。
中村心選手は、2025年の「富士フイルム・スタジオアリス」でプレーオフに進出した、
2025年に優勝を期待されるルーキーの一人です。
與語優奈選手は、
すでに、2025年のステップアップツアー「ヤンマーハナサカレディース」で初優勝しています。
創部4年で、3人の女子プロ選手が誕生して、大活躍しているってすごいですね！
通信制高校なので、ゴルフの技術指導を毎日受けていた訳ではありませんが、
合宿や合同練習で切磋琢磨して育ったのでしょう。
ちなみに、ゴルフ部の監督は、
大阪桐蔭高校でゴルフ部の初代キャプテンを務めた、「林大作・元プロ」です。
そして現在、彼女が所属する「センコーグループホールディングス」のゴルフ部監督も
「林大作・元プロ」なのです。
生年月日：2006年2月10日
出身地：大阪府大阪市
身長：155cm
血液型：A型
出身校：ECC学園高等学校（卒業）
プロ転向：2024年（JLPGA97期生）
所属：センコーグループホールディングス
得意クラブ：ピッチングウェッジ、アイアン
ドライバー平均飛距離：230ヤード
ベストスコア：64
趣味：読書
好きなもの：焼肉
座右の銘：「常に謙虚であること」
スポンサーの支援｜徳永歩の所属スポンサーゴルフ部が凄い！
高校3年生の2023年に、プロテストを受験に失敗した徳永歩選手は、
「今の実力では、プロの世界で通用しない」と考えていたようです。
そこで、高校卒業後は、2023年に発足したばかりの、
センコーグループホールディングスのゴルフ部に所属することになったのです。
センコーグループのゴルフ部は、滋賀県の蒲生ゴルフ倶楽部にあります。
「キャディー業務をしながら、プロを目指して練習する」とあるので、
研修生のことだと思ったのですが、ちょっと違うようです。
蒲生ゴルフ倶楽部の敷地内には、全室個室の女子寮が用意されていて、
女子寮には、トレーニング設備と、ドライビングレンジが目の前にあります。
いつでも練習できる環境が整っているだけではなく、
キャディーの仕事も、ほとんどする必要がないそうです。
彼女は、芝生の上から球を打つ練習ができたので、技術が向上したと感謝しています。
センコーグループホールディングス株式会社は、「LADY GO CUP」の開催も支援しています。
「LADY GO CUP」とは、30代以上の選手たちに活躍の場を与える大会です。
そのおかげで、プロテストに合格した彼女は、
そのまま、センコーグループホールディングス株式会社に入社します。
その後も、謙虚で努力家な彼女には、スポンサーが続々と集まっており、
これからの成長が楽しみな、若手注目株の「推し」です。
センコーグループホールディングス株式会社
株式会社PAL
住友ナコフォークリフト販売株式会社
ECCグループ
PING（クラブ契約）
プロテストを突破！LPGAツアーで徳永歩が目指すもの
徳永歩選手のドライバーの飛距離は230ヤードと平均的ながら、
持ち味はアイアンのキレにあります。
プレースタイルはまさに“伸びしろタイプ”で、
ラウンドごとに成長を感じさせてくれます。
スポンサーの手厚いサポートを受けて、練習を重ねてきた徳永歩選手は、
2回目の受験となる、2024年プロテストを2位タイという好成績で通過します。
さらに、QT（クオリファイングトーナメント）でも、堂々の14位でした。
その結果、ルーキーイヤーの2025年シーズンは、
LPGAツアーで戦うことになりました。
彼女は、初戦「ダイキンオーキッドレディス」は予選落ちでしたが、
続く試合では、徐々に順位を上げているので、
今後がますます楽しみな「推し」選手です。
ダイキンオーキッドレディス 予選落ち
Vポイント×SMBC T53
アクサレディス in 宮崎 T15
ヤマハレディースオープン葛城 T36
富士フイルム・スタジオアリス T26
KKT杯バンテリンレディス T9
徳永歩をこれからも「推し」として見守りたい！
そんな彼女が憧れるゴルファーが、申ジエ選手です。
申ジエ選手のように、ショット、アプローチ、パター、
全ての技術が上手いだけでなく、
「ミスをしても顔に出さない」メンタルの強さが、
徳永選手が申選手に憧れている理由です。
さらに、申選手のように、「相手に強さを感じさせる」強さを手に入れて、
申ジエ選手のような、圧倒的に強い選手になることが彼女の目標です。
彼女の選択は、いつも彼女を正しい方向に導いてきました。
そして、徳永歩選手のプロとしてのキャリアは始まったばかりで、
周りのサポートを受けながら、彼女はまだ成長中です。
だからこそ、今から「推し活」する価値があります。
苦しいときも、うれしいときも、ずっと応援できる選手になること間違いなしです！
プロになった彼女が身につける、ゴルフウェアもどんどんお洒落になっています。
そんな彼女を、インスタグラムで見守ることも、彼女を応援する方法です。
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