国内女子ツアー屈指の伝統を誇る「第52回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」が、2025年9月26日から28日まで宮城県・利府ゴルフ倶楽部で開催されます。東北の自然を活かした戦略性の高いコースは、風やグリーンの読みが勝敗を分ける舞台。
今年は入谷響・荒木優奈・都麗華の3選手が、勢いそのままに上位進出を狙います。大会の見どころやコース攻略のポイント、放送・配信スケジュールをまとめました。
・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの特長
・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの観戦ポイント・今年の見どころ
・推し活と観戦の楽しみ方
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」|大会速報・結果
ついに菅楓華選手が優勝しました。おめでとうございます!今年、常に上位争いをしていた菅楓華選手は、「今年こそ優勝する選手」と評価され続けた選手です。
現役高校生の時にプロテストに合格したキャプテン・菅楓華選手と、翌年にプロテストに合格した元ナショナルチーム・荒木優奈選手は、どちらが先に優勝するのか!常に比較されるライバルでした。
9月の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で荒木優奈選手が先に優勝すると、プロ入りの先輩で、常に優勝争いに食い込む実力者・菅楓華選手は、涙を流しながら「優勝争いする良い選手ではなく、優勝にこだわる!」と宣言していました。
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で菅楓華選手の宣言が叶いました。これからの菅楓華選手と荒木優奈選手の活躍が楽しみです!
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2日目の前半、97期新人選手の徳永歩選手がトップに立つ快進撃を見せてくれましたが、後半はガス欠でダブルボギー2つを叩いて後退してしまいました。

最終日に復活してくれることを期待しましょう!
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」ってどんな大会?
1973年にスタートし、国内女子ツアーの中でも長い歴史を誇る「オープン」大会。今年で52回目を迎えます。舞台は東北・宮城県の利府ゴルフ倶楽部。例年、東北の自然を活かしたセッティングと熱いギャラリーの声援で、数々のドラマが生まれてきました。
「オープン」大会とは、その名の通り門戸を広く開いた大会のことです。歴史と伝統がある大会ですが、通常のツアー競技よりも出場資格が幅広く、11月のプロテスト最終試験の前の前に、多くのアマチュア選手が腕試しを目的に出場するのが特徴です。
予選会を勝ち抜いたアマチュア選手たちは、トッププロ選手のゴルフを肌で感じる事ができるので、プロテストに向けて、最高の準備ができる舞台なのです。
コース特徴|利府ゴルフ倶楽部をどう攻略する?
利府ゴルフ倶楽部は東北の豊かな自然林に囲まれたコースです。今年の大会は全長6,590ヤード・パー72のセッティングで開催されます。
コースの特徴は、丘陵地帯にありながら、高低差は小さくほとんどがストレートホール。さらに、フェアウェイが広くて距離が長いホールが多くあるところです。
しかし、グリーンの周りには、池やバンカーなどのハザードが多く、さらに、グリーンが固くて速いので、できるだけティショットで距離を稼ぐことと、グリーンに止まるボールを打つ技術が必要になります。
一見、飛距離が出る選手が有利なコースに見えますが、グリーンを狙うショットの正確性も求められるコースで、帆距離の優位性だけでは勝てない戦略性が求められるコースです。
過去大会の傾向|勝者に共通する“東北の読み”
過去優勝者に共通するのは「風の読み」と「アプローチの精度」。グリーンは硬く速いセッティングになることが多く、パッティングのタッチ合わせも重要です。飛距離よりもアイアン精度で攻める選手が上位に名を連ねる傾向があります。
過去3大会の優勝選手
- 2024年 第51回大会: 安田 祐香
- 2023年 第50回大会: 岩井 明愛
- 2022年 第49回大会: 山下 美夢有
ベテラン勢とどう戦う?|優勝予想と注目選手
今年も賞金ランキング上位のベテラン勢が多数参戦。ショットメーカー揃いのこの大会で、若手がどう食い込んでいくのかが見どころです。

JLPGA公認アプリの「ヒロインコレクション」って知ってる?
女子ゴルフ選手を応援するアプリなんだけど。。。
シブコのモノマネで有名なわたしの推し・神田美優ちゃんが出演してるの!
「ヒロインコレクション」と連動した”GRAVITY GOLF”というYouTubeチャンネルでは、
JLPGAツアーの大会でどんな選手が活躍する?誰が優勝する?を予想しています。
番組の優勝予想選手たちのメルセデスランキングと獲得賞金額(2025年9月15日調べ)
| 氏名 | 所属 | プロ | メルセデス ランキング |
獲得賞金 |
| 桑木志帆 | 大和ハウス工業 | 93期生 | 12 | 56,523,625 |
| 青木瀬令奈 | リシャール・ミル | 83期生 | 35 | 32,709,250 |
| 都玲華 | 大東建託 | 97期生 | 47 | 16,966,500 |
| 川岸史果 | 加賀電子 | 88期生 | 53 | 21,903,731 |
| 髙久みなみ | ミロク情報サービス | 94期生 | 55 | 15,173,642 |
| 後藤未有 | 大東建託 | 93期生 | 65 | 14,157,142 |
| 中村心 | ヤマエグループHD | 97期生 | 77 | 12,397,607 |
| 吉本ここね | 不二サッシ | 90期生 | 79 | 10,836,625 |
| 尾関彩美悠 | JFEスチール | 94期生 | 84 | 8,080,500 |
| 安田彩乃 | 88期生 | 105 | 3,391,875 |
応援団的“推し注目組”はここだ!【ペアリングから見る熱視線】
注目の新人たち|東北で輝く“次のスター候補”は?
東北開催の大会ということで、今年も97期を中心にルーキーが多数参戦。特に荒木優奈、都麗華は北海道や東北での試合に強く、持ち味を活かしたプレーが期待されます。
注目選手たちのメルセデスランキングと獲得賞金額(2025年9月15日調べ)
| 氏名 | 所属 | プロ | メルセデス ランキング |
獲得賞金 |
| 荒木優奈 | Sky | 97期生 | 10 | 50,307,785 |
| 入谷響 | 加賀電子 | 97期生 | 17 | 51,524,898 |
| 都玲華 | 大東建託 | 97期生 | 47 | 16,966,500 |
| 寺岡沙弥香 | 97期生 | 50 | 22,683,142 | |
| 徳永歩 | センコーグループHD | 97期生 | 54 | 15,594,058 |
| 吉田鈴 | 大東建託 | 97期生 | 68 | 12,927,333 |
| 中村心 | ヤマエグループHD | 97期生 | 77 | 12,397,607 |
| 青木香奈子 | マイナビ | 97期生 | 104 | 2,789,888 |
| 神谷桃歌 | 伊藤園 | 97期生 | 110 | 1,356,000 |
| 西澤歩未 | 97期生 | 119 | 3,112,000 | |
| 永田加奈恵 | Sky | 97期生 | 131 | 966,000 |
推しの試練|“東北の風”を越えて見える景色
この大会は、入谷響・荒木優奈・都麗華の3人にとっても大事な試金石です。
特に既に「ニチレイレディス」で国内1勝目を挙げ、米ツアー挑戦に向けた実績づくり中の入谷響と、ついに「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で1勝目を挙げた荒木優奈は、飛距離の優位性を利用して2勝目を狙ってほしい大会です。
飛距離アップに励んでいる都麗華もトップ10入りの試合が増えています。東北の地で勢いをつけて1勝目をあげて欲しい選手です。
あなたの“推し”を教えてください!
今年も会場で応援できるファンが増えています。ぜひコメントやSNSであなたの推しプロを教えてください。
🔗【関連記事・リンク集】
▶︎ [2025年新人97期生一覧(飛距離、得意クラブ別)]
放送・配信スケジュール(TV & ネット)
| 日程 | 地上波 | CS | インターネット |
| 9月26日(金) | ミヤギテレビ 10:25~11:25(LIVE) 15:50~17:53(録画) |
日テレジータス 22:30~24:30(録画) |
U-NEXT 9:30~15:30(LIVE) |
| 9月27日(土) | ミヤギテレビ 10:30~11:25(LIVE) 13:30~16:00(LIVE) |
日テレジータス 7:30~10:45(LIVE) 22:15~23:15(録画) |
U-NEXT 10:00~16:00(LIVE) |
| 日テレNEWS24 13:30~14:30(LIVE) |
|||
| 9月28日(日) | 日本テレビ系 全国23局ネット 15:00~16:25(録画) |
日テレジータス 7:30~9:30(LIVE) 22:15~23:45(録画) |
U-NEXT 8:30~14:15(LIVE) |
※時間は変更になる場合があります。最新情報は大会公式サイトでご確認ください。
まとめ
「第52回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、伝統と格式のある東北開催の「オープン」大会です。
新人・アマチュア・ベテランが同じ舞台で戦う特別なステージです。シーズン終盤のヒリヒリした雰囲気の中で新しいヒロインが生まれる可能性を秘めています。
女子ツアーをフォローするなら、「オープン」大会は絶好のチェックポイントと言えます。注目選手の活躍とともに、未来のスター候補がどんな戦いを見せてくれるか――そこにこそ後半戦の醍醐味があります。

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