最初の一打は、空を切った。
ゴルフ場の静けさが、ただ怖かった。
「どう打てばいいのか」より、「自分はここにいていいのか」が気になっていた。
ゴルフを始めたい!でも何からやるべき?~ゴルフ初心者の悩み
こんにちは、元応援団のまひろです!
ゴルフって、テレビで見るとすごく優雅でかっこいい。でも、いざ「始めてみようかな」と思っても、「何を準備すればいいの?」「いきなりコースに出るの?」と不安になりますよね。
私も最初は、「とりあえず形から入ろう」とゴルフウェアを買って、ドライバーを握ったのに…ボールにすら当たらず、心が折れかけました(笑)
でも、大丈夫。誰でも最初は“ボールに当たらない”ものなんです。
ここでは、これからゴルフを始めるあなたにぴったりの「超・初心者ステップ」を紹介していきます!
まずは“練習場”でスイング体験してみよう~ゴルフ初心者の練習
最初の一歩は、コースデビューではなく「練習場」がおすすめです。いわゆる“打ちっぱなし”と呼ばれる場所で、広いスペースにネットが張られていて、思いっきりボールを打つことができます。
▼練習場に行く前に知っておきたいポイント
- 道具はレンタルでOK!:最初からクラブを買わなくても、ほとんどの練習場でレンタルできます。
- 服装は動きやすければOK!:ジーンズやサンダルはNGだけど、スポーツウェアなら十分。
- 手袋(グローブ)だけは用意しよう:すべらないし、マメも防げます。
練習場を選ぶときは「初心者歓迎」や「レッスンあり」と書かれたところを探すのがおすすめ。
そして大事なのは、“最初から上手く打てなくて当然”という気持ちで行くこと!
最初の目標は、「当たった!」「ちょっと飛んだかも!」という小さな成功体験を積むこと。
それだけで、ゴルフの楽しさにどんどんハマっていきますよ!
いきなりラウンドはNG?初心者の進め方ステップ~ゴルフ初心者のお約束
初心者のうちは、「いきなり本コースに行こう!」というのは、ちょっと待って。
実は、ゴルフには段階的な“レベルアップの道”があります。
私が試してよかった初心者向けステップがこちら👇
- 体験レッスンに申し込む
→ プロに教えてもらって、基本の姿勢やスイングを確認 - 打ちっぱなしで自主練
→ 自分のペースで「当てる」「飛ばす」感覚をつかむ - ショートコースに挑戦
→ 本番さながらの芝の上で、短い距離の実戦練習 - 9ホール or 18ホールのラウンドデビュー!
ショートコースは本コースに比べて距離が短く、初心者でもプレッシャーが少ないのでおすすめです。
私はこの順番でやったおかげで、本コースデビューのときに「楽しむ余裕」が少しできました。
「上手くなってからコースに出る」ではなく、「段階を踏んで楽しみながら覚える」がゴルフ初心者の合言葉。
失敗しても笑えるような気持ちで進んでいきましょうね!
ゴルフ初心者が揃えるべきおすすめの道具と服装
ゴルフを始めるとき、「何を買えばいいの?」と道具選びで迷ってしまう方も多いと思います。
でも、すべてを最初から完璧に揃える必要はありません。初心者にとって本当に必要な道具や、最低限知っておきたい服装のマナーを解説します。
最低限これがあればOK!必要なクラブ一覧
最初に揃えるクラブは、実は3本で十分です。
✅ 初心者におすすめの基本クラブ5本
クラブ | 用途 | 初心者向けポイント |
8番アイアン | 中距離の安定したショット用 | 扱いやすく、フォーム練習に最適 |
パター | グリーン上でボールを転がす | 距離感を身につけやすい |
ドライバー | ティーショットなど飛距離が必要な場面 | 最初は難しいが練習場での爽快感は抜群 |
ウェッジ | バンカー、グリーン周り | 狙ったところにボールを運ぶ |
※「ハーフセット」や「初心者用セット」など、必要最低限のクラブが揃ったものを購入するのも手です。
まずは8番アイアンとパターで基礎を固め、慣れてきたらドライバーを練習する流れが王道。
フルセットをいきなり買うよりも、「自分に合ったクラブが何かを知ってから」買い足すのが、長く続けるコツですよ。
ゴルフウェア・シューズの基本マナーと選び方
ゴルフには服装マナーがありますが、難しく考える必要はありません。
基本は「清潔感があって、動きやすい服装」。スポーツらしい格好であればOKです。
服装マナーの基本
- 襟付きのシャツ(ポロシャツなど)
- チノパンやスラックス
- ジーンズ・Tシャツ・サンダルはNG
ゴルフシューズについて
- ソフトスパイクやスパイクレスのゴルフシューズが基本。
- 最初はスポーツ用スニーカーでもOKな練習場も多い。
季節別・男女別のウェア例
季節 | 男性 | 女性 |
春秋 | ポロシャツ+長袖インナー、チノパン | 長袖シャツ+スカートorパンツ+レギンス |
夏 | 半袖ポロ+薄手パンツ | 吸汗速乾シャツ+スカート+UVカットアームカバー |
冬 | セーターor中綿ベスト+長袖+防寒パンツ | 防寒ジャケット+インナー+防寒スカート+タイツ |
▶ 初心者のうちは、「ゴルフ用」でなくてもOK。動きやすく清潔感のある服装なら、気軽に始められます。
独学とスクール、どっちがいいの?(ゴルフ初心者のおすすめ練習方法)
わたしはゴルフを始めたとき、まずYouTubeのレッスン動画を見まくって、練習場で一人もくもくと打っていました。
「これなら独学でいける!」って思ってたけど、しばらくして壁にぶつかったんです。
そう、“自分のクセ”に気づけない問題。
結局、スクールに通い始めてから、ようやくスイングの「どこがおかしいのか」がわかりました。
今回は、初心者のあなたが「どうやって学べばいいか」を一緒に考えてみましょう!
スクールのメリット・デメリット
まずは、ゴルフスクールの良し悪しを整理しておきましょう。
✅ スクールのメリット
- プロにフォームを見てもらえる(クセの早期修正ができる)
- 基礎から順序立てて学べる
- 継続的な練習習慣がつく
- 仲間ができやすい(モチベ維持にも◎)
❌ スクールのデメリット
- 料金が高め(月8,000円〜15,000円が相場)
- 通える時間や場所が限られる
- コーチとの相性に左右される
スクールには、個人レッスン・少人数制・オンライン型などの種類があります。
自分に合った形式を選ぶのが、継続のポイントです。
初心者に向いている学び方とは
正直に言うと、私は「独学でいいや」と思ってました。
動画もいっぱいあるし、なんとなく“打てるようになってる”気もするし…。
でもね、「いつスライスが出てくるか、こわいなぁ~」って感覚がずっとあったんです。
フォームを撮っても、自分ではどこが悪いかわからない。
そんなとき、思い切ってスクールの体験レッスンに行ってみたんです。
すると、コーチが私のスイングを一目見て、
「左肩の力を抜いてごらん❤」と。
……え? それだけ?
あっという間の解決に、びっくりするやら(笑)
でもそれだけで、ボールの当たり方が全然違ったんです。
なので、初心者さんには、最初の数回だけでも
「実際に見てもらう」ことをおすすめします。
そのあと独学に戻っても、ちゃんと軌道修正できますよ!
初心者がつまずきやすいポイントとその対策~ゴルフ初心者の困った
――「なぜか、思い通りにいかない」
ルールが多すぎてパニックになる
ティーグラウンドでボールを構える。風は穏やかだった。
前の組のプレーを見ているふりをしながら、頭の中でルールをなぞる。
だが、指が震えていた。
「この場所、打っていいのか?」
構えなおした。
キャディバッグに視線をやる。
頭の中ではまだ、バンカーでクラブを砂に触れたらダメというのを思い出そうとしている。
覚えることが多すぎる。
その重さが、スイングにも出てくる。
こんにちは、まひろです。
ルール、ほんとにややこしいですよね。
「どこまで覚えればいいの?」って不安になりますが、
実は最初に覚えるべきルールは、ほんの一部で大丈夫です!
✅ 最初に覚えると安心なルール(ざっくりでOK)
- プレー順:「遠い人が先」だけ覚えればOK
- OB・ロストボールの扱い:「前進4打」など、カジュアルに学ぼう
- バンカー・ペナルティエリアの注意点:「クラブを砂や水面に触れない」など、基本だけ!
それ以外は、ラウンドを重ねながら少しずつ覚えればOK。
最初はルールブックなんていりません。
一緒に回る人やスタッフに聞いても全然大丈夫!
「ルールを知らない=マナー違反」ではないんです。
知らないことを素直に聞くのも、素敵なマナーのひとつですから😊
周囲の視線が怖い…不安を減らすコツ
打ったボールが、隣の打席に飛んでいった。
謝る。
笑い声はなかったが、責める空気もなかった。
背を向けて、打席に戻る。
クラブを握り直す。
小さく息を吐いて、ふと思う。
――見ていない。誰も、こちらを見てはいない。
実際、私も「めっちゃ見られてる気がする!」って思ってたんです。
でも、あるとき隣の人がミスショットしてるのを見て、こう思いました。
「え、全然気にならないな」
そう、みんな自分の練習に集中してるんですよね。
それに、初心者さんって見ればわかるので、
周りも優しい目で見てくれます(ほんとに!)。
✅ 不安を減らすちょっとした工夫
- 人が少ない時間帯を選ぶ(平日昼など)
- 最初は1階の端の打席を選ぶ
- 一緒に行く人がいれば、さらに安心◎
自信がないのは当たり前。
でもね、続けているうちに「不安」は「慣れ」に変わっていきます。
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▶【おすすめ】初心者向けの練習方法を詳しく解説!
「打ちっぱなしでは何をすればいいの?」
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そんな疑問に応える、具体的な練習メニュー&頻度の解説記事です!
▶【推し活で上達】プロのルーティンを真似してうまくなる方法
好きな選手のプレースタイルを観察してマネするだけで、モチベもスイングも変わる!?
“推しルーティン”で楽しくうまくなる方法をご紹介しています。
👉 [“推し選手”のルーティンをマネしてみたら、ゴルフが楽しくなった話]
▶【マナー】初ラウンド前に知っておきたい基本ルール
「持ち物は?」「服装は?」「どう振る舞えばいい?」
初ラウンド前に読んでおけば安心!なゴルフマナーの基礎をまとめた記事です。
👉 【保存版】ゴルフ初心者が初ラウンド前に準備すべき持ち物&マナー完全ガイド
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
ゴルフって、最初は道具もルールも多くて「難しそう…」って思うかもしれません。
でも、大丈夫。最初の一歩さえ踏み出せば、景色が変わります。
わたしもまだまだスライスばっかり出るし、バンカーも苦手です(笑)
でも、だからこそ、毎回の「ナイスショット!」がうれしい。
このブログを読んでくれたあなたと、
「ゴルフって案外、楽しいよね!」って言い合える日が来るのを楽しみにしています。
一緒に、ゆっくり、成長していきましょうね!
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